創成川通りの歩道橋から(札幌駅付近)

創成川通りの札幌駅付近の歩道橋から、南北を眺める。創成川は、大友亀太郎が「大友堀」と言われる用排水路を目的としたのがはじめ。大友亀太郎は神奈川県出身、安政4年(1858年)、江戸幕府より領土を保全する開拓政策により北海道南部に渡った。慶応2年(1867年)に「大友堀」の計画が出来上がっていたといわれる。大友掘はその後、他の人たちが作った堀をつなげ、総合して創成川の名称になった。創成川は南17条西4丁目付近から豊平川の支流となり石狩湾がある北に流れる。北は茨戸で石狩川に合流し、石狩川として石狩湾に流れる。豊平川は創成川の合流地点より上流(南側)の札幌市東区中沼で石狩川に合流。創成川は中島公園内付近では「鴨々川」の名称で呼ばれているが、元々「大友堀」とは別の川であった名残である。札幌中心部を東西に分ける境界が創成川、南北に分けるのが大通公園。

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